2015年9月15日火曜日

ボランティア依頼がありました

よみきかせ・朗読のレッスン(※無料体験レッスン制度あり)を受けたい方は、こちらを確認ください。




皆さん、当ブログを読んでくださり感謝します。

たいへん有難いことに、私どもの会の活動に興味を持ってくださった

くらら西馬込さん (←クリックでHPにリンクできます)

にて、定期的によみきかせボランティアをさせて頂くことになりました。

くらら西馬込さんは、2015年10月にオープン予定の有料老人ホームです。

先日担当者の方との打ち合わせ時に、プレールーム二ヶ所の撮影をさせて頂きましたのでそれぞれ掲載します。






お茶や歓談を楽しめる落ち着いたスペース





ホーム内には電子ピアノの設置や豊富な蔵書もあり、これから会として何ができるか考えるとワクワクします!


「わーぢゃ・わーちは」10月よりおよそ月1回のペースで、「絵本よみきかせ」「群読」「朗読劇」「おんがくかい」などを演じる予定です。


ご入居者さま方と素晴らしい出逢いになるよう、心を込めて今から精進いたします!


※ 「老人ホーム」「親子さん対象」のよみきかせ、簡単な楽器演奏、歌唱、工作などを一緒にやってみたい方、企画したい方は下記までご一報ください。

ワケイシヲリ
携帯:080-5515-0565


「くらら西馬込」さんへのお問い合わせは、公式ページのフォームよりお願いします。

朗読教室「かふぇ・えすぷれっしぼ」のブログはこちら

2015年9月13日日曜日

ママカフェ第4回のご報告

スペース「salaam」ママカフェのHP
http://oyakobunkasaiflammarion.jimdo.com/


去る9月8日はあいにくの本降りでした。

ママカフェではフリマ企画でしたが、どしゃ降りでさすがにお客さまもお子様連れはほとんどいらっしゃらず。



かわいいフリマ品がたくさん並んでいたんですが。。。。



かみしばいや絵本をあれこれ用意していましたが、次回のお楽しみにすることに致しました。











急遽、お集まりくださった方々には「ワンポイントよみきかせ」講座を開講し、絵本の読み聞かせを通してお子さんとワンランク上のコミュニケーションを図る為の「コツ」などをお話ししました。

「発音」「リズム」「間」「強調」など、ちょっとしたことで、ぐぐぐっと表現豊かになり、注目を集める読み方になります。
あれこれ言葉に着目して読んだ方が、読んでいる方も楽しいんですよ♪♪






途中、お一人ずつ声に出して読んでいただきましたよ。
はじめは恥ずかしいと思われた方も、最後には「声に出すって面白い」「他のひとの読み方を聴くのは楽しい」とワクワク顔でおっしゃってくださいました。

私も、お一方ずつそれぞれ違う工夫を凝らした読み方を聴くことができ、とっても嬉しかったです!



次回のママカフェは10月13日(火)です。


演し物は未定です。ごめんなさい m(_ _)m



読み聞かせに挑戦したい方、「わーぢゃ・わーち」の活動に参加したい方のお問い合わせもお待ちしております♪
roudoku-espressivo311@ezweb.ne.jp

わーぢゃ・わーち主宰 ワケイシヲリまで
会費、参加費用など一切かかりません。
お気軽にどうぞ!



次回「わーぢゃ・わーち」ミーティングは9月28日(月)13時より
フラマリオン三階「salaam」にて
http://www.flammarion.co.jp/access/index.html

◎やること、決めること
絵本、かみしばいのよみきかせ練習、新聞作りなどです。








2015年9月10日木曜日

感じる喜び伝える喜び

ウラディーミル・ホロヴィッツはかつて
「ショパンをモーツァルトのように、モーツァルトをショパンのように弾きたい」
と語っていました。

また、同じくピアニストのグレン・グールドは、演奏記号をてんで無視したり、装飾音符も好き勝手に変えて演奏する独特のピアニズムで、周囲をあっと言わせました。

ベートーベンの交響曲第五の冒頭の有名な「ジャジャジャジャーン」の解釈は、振る指揮者によって百人百様です。


第五冒頭の聴き比べ(YouTube投稿動画より)


100人の朗読者のうち99人が「この話は実に朗らかな話だ」という作品を、あなたひとりだけは「切なく物悲しい話として読み伝えたい」と思ったとしたら、あなたは自分の感じ方を信じて感じたままそう読んでください。

ただしもしあなたが「切なく読みたい」と思って読んでいるのに、聴いている方が例えば「切なく、というよりも陰鬱に聴こえる」のだとしたら、あなたの読みたい思いと表現方法の間の齟齬を微調整すれば良いだけのことです。
私はそのお手伝いをするのが仕事だと思っています。


朗読指導の考え方もさまざまで
「感情や抑揚を抑えて淡々と」読むことを推奨される指導者もおられます。
聴き手に読み手の先入観を与えず、自由に発想してもらうため、ということを実際に指導を受けた方からの聞き伝えで伺ったことがあります。


私も「報道」「論文」「説明文」への感情移入は不要だと思います。
でも、いつもちんぷんかんぷんな読解不能の「取扱説明書」を誰かにそばで抑揚たっぷりに読んでもらったら、少しは作業がはかどるかもしれませんね(笑)


私には
「これが正解で、あれは不正解」
「こう読まなくてはならない」

という考えはひとつもありません。
もしバッテンをつけるとしたら「こうあるべき」という決めつけを持つことです。










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2015年9月7日月曜日

朗読の学び方

「朗読」を何らかの形で始めてみたけれど、「先生の教え方が怖い」「仲間の意見が怖い」という理由で楽しくなくなった、、、というお話、実は良く耳にします。

むかしのピアノの先生はおしなべて怖かったので、私は「先生」と言えば怖いものだと思ってましたが、、、しかし、どうでしょう。大人になってからも怖い思いをしなくてもいいような。。。(笑)

「怖い」というのは印象の問題ですから、具体的にどういうタイプを怖いかは、人によりけりですが、しかしその講師がもし「方法」をひとつも持ち出さずに、ただ駄目出しをしたり、欠点を注意するような講師なら、あまり上達は見込めないと思って良いと思います。

指導者は設けず、朗読好き同士が集まるサークルなども同じで、指導経験が無い人同士でアドバイスし合うことを決して悪いとは言いませんが、「どこが悪い」より「どう改善するか」というアドバイスの引き出しを持っていないのなら、それはとうてい親身な指摘とは言えません。

アマチュア朗読は絶対的に楽しむものです。
そして、お話ができる人であれば、どなたでもなんの道具も予備知識もなく簡単に始められる気楽なものです。
ほんの少しも苦しまないでください。
それが、私からのお願いです。

また、アドバイスされる方へもお願いします。
朗読でどなたかのお役に立ちたい、と思う優しい気持ちまで削ぎ取ってしまわないでください。






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2015年9月1日火曜日

去りゆく八月

八月は私にとって、特別な月です。

「ヒロシマ」「ナガサキ」「終戦記念日」「お盆」

微笑んだり、涙を流したりして、想いを馳せています。

昔の私どもの習慣では「お盆」と言えば七月だったのですが、いつも間にか八月が主流のようになっていますね。
「終戦記念日」と「お盆」が重なったのは、当時としては関連性がなかったようですが、今となってはまるで、戦争で悲惨な目に遭われた方へのお祈りや平和を願うための「お盆」のように感じられます。

今夏はいつになく、若い人までもが反戦、平和を力強く唱えました。
政治的な動向に黙していられなくなったせいでしょう。

若人たちに平和を願う心が受け継がれているのは誠に嬉しいことですが、私たちが創っている現代が声を振り絞って平和を切望しなければならない局面にあるのだとしたら、その実は哀しいことです。


先日、主催の担当の方から直々にご連絡を頂いたご縁で

朗読劇「この子たちの夏」1945・ヒロシマ ナガサキ

を鑑賞する機会に恵まれました。







世田谷パブリック・シアターHP記事よりーーーーーー

唯一の原子爆弾での被爆国である日本。日本人としての経験を記録でなく記憶に留めたいと、構成・演出の木村光一が遺稿や手記、詩歌など膨大な資料の中から、テーマを「母と子」に絞り朗読劇としてまとめたのが本作品です。
1985年の初演以来、全国47都道府県、396市町村で786回の公演を行ってきました。
戦争体験のない6名の女優が、細かい演出・指導のもと、戦争の疑似体験をし、大切なものは何なのかを身体で受け止め表現することにより、新しい作品として蘇りました。
「生きよう、生き抜こう!」と最後まで明日を夢みていた死んだ子どもたちの、明るく前向きな言葉。暑い夏の一日、その言葉に耳を傾けてみてください。(引用おわり)

女優さんたちの魅惑的かつダイナミックな声量で、感情たっぷりに劇は進行しました。
会場中がすすり泣きに包まれています。
朗読劇鑑賞後、改めて、先人が負ってしまった苦しさを無駄にしたくない、という、熱い炎のような思いが私の心に現れました。
戦争を知らない私たちが、その次の世代にまで引き継ぎたいものは何でしょう。
このごろ朗読教室では、生徒さんと「戦争」について長く語り合うことが多くなってきました。
一冊の本からそのようなお話になっていくのです。
先人の「書いたもの」は、いつでも私たちの思考や洞察のきっかけになるのです。
先に生きた人々は、文字通り、私たちの先生なのです。


おすすめ図書
「おとなになれなかった弟たちへ」
俳優でもあった故・米倉斉加年(よねくらまさかね)さんの著作です。
光村図書の国語教科書(中学一年生)にも掲載されています。
「戦争は弱い子供を被害者にする。それだけでなく、弱い者がもっと弱い者に対して加害者になることもある。それが戦争だ」
というような内容の米倉さんの談話を目にしたことがあり、そのとき、私の心は一瞬硬直しました。



めっきり涼しくなりましたね。
作者への理解を深めながら、心静かに読書をしましょう。







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9月のレッスン日程

よみきかせボランティアの活動報告も併せてご覧ください。
《わーぢゃわーちのブログ》 http://vadya-vac.blogspot.jp/


マンツーマン朗読体験レッスンを希望される方はこちらもお読みください。


※みなさまへお知らせ
かふぇ・えすぷれっしぼ ちちぶ山里分校
の開設準備のため、10月より第1週めはレッスンを全休に致します。
ご迷惑をおかけしますこと、何卒お許しください。
山里分校の詳細につきましては、追ってお知らせ致しますので、今しばらくお待ち下さい。




※ 朗読教室へ見えるときは、急な天候の変化にお気をつけになって安全にいらしてくださいね。
日程の変更やキャンセルなど、遠慮なくお申し出ください。


9月の朗読レッスンスケジュールを記載します。
よろしくお願いします。



2015年9月 レッスン日程

  1日(通常レッスン
  2日(通常レッスン
  3日(木)通常レッスン
  4日(金)通常レッスン
  5日(土)通常レッスン※17時以降のみ空きあり
  6日(日)

  7日(月)通常レッスン

  8日(火)休 「ママカフェ」朗読ボランティア出演
  9日(水)休 ※「わーぢゃ・わーち」打ち合わせ
10日(木)通常レッスン
11日(金)休
12日(土)休
13日(日)通常レッスン

14日(月)休
15日(通常レッスン
16日(通常レッスン
17日(木)通常レッスン   ※予約不可 (満員)
18日(金)通常レッスン
19日(土)休
20日(

21日(月)休
22日(火
23日(水
24日(木)通常レッスン
25日(金通常レッスン 予約不可(満員)
26日(土通常レッスン
27日(日)通常レッスン

28日(月)グループレッスンのみ(フラマリオン3F)

29日通常レッスン
30日(水通常レッスン



尚、「ワケイシヲリとアベシの緩い夜 Vol.4」は
10月2日(金)19:30〜です。

日程変更になりました。ご理解のほどお願い申し上げます。

10月23日(金)19:30〜です。




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