マンツーマン体験レッスンを希望される方はこちらもお読みください。
http://wakei-shiori.blogspot.jp/2015/03/blog-post_6.html
どんなことにでも言えますが
【最初】と【最後】
が肝心なのは、朗読も同じです。
聴き手に対し、プロローグでは、無理のないよう呼吸を合わせていきたいものですし、エンディングでも充分な準備を差し向けて頂きたいのです。
「タイトルはっと・・ほうほう、ふむふむ。。すると、どういう話が始まるのかな」
「あ、そろそろ終わりに近づいているんだな。。。」
聴き手の心を整理させる「ひととき」を与えることは、たいへん重要なことです。
「起」
「承」「転」
「結」
出だしと締めくくりを大切にすることで、ストーリーの充実度がぐっと引き締まります。
【morendo jusqu'à la fin】(伊) モレンド・ジュスカ・ラ・ファン
私の好きな言葉です。
…と言っても、音楽用語なんですよ。
”終わりまで 弱くしながら 遅く”
という意味です。
雰囲気は分かりますよね。
すこしずつボリュームを下げ、減速していく。
終わるための方法のひとつです。
そう、グッと急ブレーキを踏むのではなく、そーーーーっと踏んで停止させる。
乗り手に好感の持てる運転ですね。
そんな終わり方。
特に、読後の余韻を残したい、ムーディな作品のエンディングには
【morendo jusqu'à la fin】
は、いかがですか?
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