マンツーマン体験レッスンを希望される方はこちらもお読みください。
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声優さんやものまねタレントさんのように、老若男女の声色を自由自在に作れたらどんなにいいかと思いますが、そう簡単なことではありませんよね。
朗読の場合、登場人物(動物)の声をあれこれ使い分ける必要はありませんが、会話の応酬がある箇所では、その言葉は誰が言っているのかが、聴き手にはっきり伝わらなくてはなりません。
地の文(ナレーション)との違いを聴き取ってもらうことも必要ですね。
読み手はまず、ナレをどのようなトーンで読み進めるかをあらかじめ決め、次には登場人物のバックグラウンド……つまり年齢、職業、生い立ち、性格……などを、心の中にまとめてから朗読して下さい。
想像してキャラ設定するのって楽しいですよ。
声の高低を使いこなせなくても、例えば年配の人であれば少しゆっくりめに話す…小さい子供なら、たどたどしく喋る……など、テンポや間の取り方、また多少のデフォルメを加えると、それぞれのキャラクターがぐっと生き生きして、聴き手がますます感情移入しやすくなりますよ。
ぜひ練習してみてください。
さて、今月のレッスンでは、久が原フラマリオンの焼き菓子や、泉屋のクッキーなどをお出ししました。
そろそろ温かい珈琲も美味しい季節ですね。
次の日曜日は、久が原のカフェ「ソレイユ」で定期的に開催されている、『美味しいコーヒーの淹れ方教室』に参加して、皆さんへのおもてなしをレベルアップしようと思っています!
楽しみにしていてください♪
ソレイユのHP
http://www.kugahara-soleil.com/
教室の前にチラシを置きましたよ。
見かけたら自由に持って行ってくださいね☆☆
2014年9月30日火曜日
2014年9月27日土曜日
谷川俊太郎 『あな』
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久が原駅近くの Cafe Pablo's にさりげなく置かれていた『あな』
谷川俊太郎さんの絵本です。
ある日ひろしくんがどんどん穴を掘って行く……というだけの淡々としたお話です。
けれども、この着想はなかなか生まれないなあ、という谷川ワールドならではのエンディング。
さすがです。
意味が分からな〜い……
結末はどういうこと?
という感想を持つのは、オトナの証拠。
コドモには、すとんと納得できる内容なのです。
童心を呼び起こして、受け止めてくださいね。
本の小口を上へと開く、縦長な見開きです。
「のど」部分を横にして見る装幀になっているところが、少し変わっていますね。
読み聞かせのときの持ち方には、工夫が必要かと思います。
さて、自家焙煎の珈琲店 Cafe Pablo's は、やさしいマスターと豊富な種類の豆たちが、静かに迎えてくれる、やすらぎ空間です。
朗読レッスンの日に、久が原駅に少し早めにいらしたら、風雅な一杯を味わいに立ち寄ってみてはいかがですか?
マスターおまかせで、新しい味わいにもきっと出逢えますよ。
天然酵母のトーストにジャムが二種、シアワセになります♪ |
お店は、池上線の久が原駅を降り、サミットストア側線路ぎわを五反田方面に少しだけ歩いたところにあります。
Cafe Pablo's
♪住所 東京都大田区東嶺町29-14
♪電話 03-6410-9433
♪営業時間 10:00~20:00
♪定休日 水、木
※全席禁煙
ラベル:
大田区のこと
場所:
日本, 久が原駅(東京)
2014年9月18日木曜日
5秒の『間』(ま)を怖がらずに
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つっかえずにスラスラ読める、とちらない、噛まない、というのは、理想の基本形ではありますが、そこにもうひとあじ。
『間』(ま)です。
慣れないうちは、この『間』が保てませんよ、ね……
静けさがコワいものです。
聴き手は、心の準備が必要です。
充分にことばを吟味する時間も、それに少々思いをめぐらす時間も欲しいものです。
読み手はその時間をたっぷり与えてくださいね。
最初の『間』は、まずタイトル名〜本文です。
文芸作品の『タイトル』を読んで、それから『作者名』を読み、『本文』に…という導入部分は、字数の違いもあり決まり事もないのですが、心地よく聞き取ってもらうには、本文まで少なくとも約10秒〜15秒くらいあるといいかと思います。
『タイトル』(間5〜6秒)⇨『作者名』(間5〜6秒)⇨『本文』
ほどのイメージです。
ためしに、お手持ちの作品などで、導入部分の間合を意識せず読み、時間を計ってみてください。
まずはどんな方でも、10秒以下になるかと思います。
また、タイトルと作者名だけに10数秒かけるということが、自分ではどれほど、なが〜く感じるかということもお分かりになるかと思います。
しかし、聞き手にとっては、決して長い時間ではないのです。
お仕事での接客や、日々の電話応対にも『間』はたいへん重要です。
相手の『心の動き』に『傾聴』するわけです。
例えば電話応酬の際、いきなり社名を名乗られると、かけた側は、
「あ、わ、、あわわわわ」
と、なりませんか?
ところが、ゆっくりとした口調で
『お電話ありがとうございます(おはようございます)○×商事でございます』
と言われると、その間、こちらは第一声何を言おうか、少々まとめるゆとりができますね。
このように、クッション言葉を用いて社名を名乗る時間は、たった5秒くらいです。
しかし、このたった5秒が、ちょっと緊張しながら電話をかけている方の心に、余裕をもたらすのですね。
皆さんもさまざまな場面で、5秒 の『間』を意識してみてください ♪ ♪
↓↓ これは、レストランのオペレーター?????
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つっかえずにスラスラ読める、とちらない、噛まない、というのは、理想の基本形ではありますが、そこにもうひとあじ。
『間』(ま)です。
慣れないうちは、この『間』が保てませんよ、ね……
静けさがコワいものです。
聴き手は、心の準備が必要です。
充分にことばを吟味する時間も、それに少々思いをめぐらす時間も欲しいものです。
読み手はその時間をたっぷり与えてくださいね。
最初の『間』は、まずタイトル名〜本文です。
文芸作品の『タイトル』を読んで、それから『作者名』を読み、『本文』に…という導入部分は、字数の違いもあり決まり事もないのですが、心地よく聞き取ってもらうには、本文まで少なくとも約10秒〜15秒くらいあるといいかと思います。
『タイトル』(間5〜6秒)⇨『作者名』(間5〜6秒)⇨『本文』
ほどのイメージです。
ためしに、お手持ちの作品などで、導入部分の間合を意識せず読み、時間を計ってみてください。
まずはどんな方でも、10秒以下になるかと思います。
また、タイトルと作者名だけに10数秒かけるということが、自分ではどれほど、なが〜く感じるかということもお分かりになるかと思います。
しかし、聞き手にとっては、決して長い時間ではないのです。
お仕事での接客や、日々の電話応対にも『間』はたいへん重要です。
相手の『心の動き』に『傾聴』するわけです。
例えば電話応酬の際、いきなり社名を名乗られると、かけた側は、
「あ、わ、、あわわわわ」
と、なりませんか?
ところが、ゆっくりとした口調で
『お電話ありがとうございます(おはようございます)○×商事でございます』
と言われると、その間、こちらは第一声何を言おうか、少々まとめるゆとりができますね。
このように、クッション言葉を用いて社名を名乗る時間は、たった5秒くらいです。
しかし、このたった5秒が、ちょっと緊張しながら電話をかけている方の心に、余裕をもたらすのですね。
皆さんもさまざまな場面で、5秒 の『間』を意識してみてください ♪ ♪
↓↓ これは、レストランのオペレーター?????
ラベル:
朗読のコツ
場所:
日本, 久が原駅(東京)
レッスン料金の追加更新
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回数割引を追加しました。
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回数割引を追加しました。
2014年9月16日火曜日
発声トレーニング
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日頃あまり大きな声を出したり、遠くに向かって発声する必要なく暮らしていますと、どうしても口の周りの筋肉が衰えてしまいますね。
口角も下がり、美容にも差し支えますから、大問題です(笑)
朗読のとき、つっかえやすかったり、読むうちに声がかすれてくると、読み手も聞き手も集中できませんから、読む練習の前に、ある程度ウォーミングアップ・トレーニングも必要です。
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日頃あまり大きな声を出したり、遠くに向かって発声する必要なく暮らしていますと、どうしても口の周りの筋肉が衰えてしまいますね。
口角も下がり、美容にも差し支えますから、大問題です(笑)
朗読のとき、つっかえやすかったり、読むうちに声がかすれてくると、読み手も聞き手も集中できませんから、読む練習の前に、ある程度ウォーミングアップ・トレーニングも必要です。
教室では、なめらかな滑舌や、通る声にするための練習もしていますが、ただ”大きくはっきり”というよりは、発声練習のときにも「色」や「温度」を加えた声を出すような工夫をして頂きます。
教材の一つとして、北原白秋のことばあそびの詩『五十音』を使っています。
皆さんに申し上げていることですが、読み聞かせにおいて『恥ずかしさ』が一番さいしょの、そして一番高いハードルです。
これさえ飛び越えれば、あとは何でもアリと言っても過言ではありません。
照れずに、自由な発想で表現してみてくださるのが理想です。
口を開けることと、呼吸に少し慣れてきたら『外郎売り(ういろううり)』にも挑戦してもらいますよ。
これも、アナウンサーの方たちのトレーニングとひとあじ違い、早口言葉の練習だけではなくて『表現』して頂くことが目的なのです。
それぞれに違う『外郎売り』を聴くのが、わたしの楽しみでもあります。
2014年9月4日木曜日
『びくびくビリー』と『ウォーリードール』
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先日、レッスンされている方のリクエストで
えー、どれくらい小さいかと言いますと、
だんだん笑けてきます……
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先日、レッスンされている方のリクエストで
の読み聞かせ練習をしました。
こどもの頃のある時期、眠る前になると、いろんな妄想に悩まされませんでしたか?
古い木目の天井や壁のシミが誰かの顔に見えてきて、恐ろしくなったなんて経験を、誰もが思い出されるのではないかと思います。
この物語のビリーも、今はちょうどそんな時期なんですね。
でも、今を現実的に生きているパパとママは、子どもの頃の空想を忘れてしまったみたい。
人生を巡り巡ってきたおばあちゃんだけが、子供ごころをすぐにイメージできたって訳です。
読み手が登場人物それぞれのバックグラウンドを感じながら読み聞かせすると、聴いている人に届くものが一層ふくらむので、工夫してみてください。
ところで、このお話にでてくる
『しんぱいひきうけにんぎょう』
グアテマラのお守りで『 ウォーリードール worry dolls 』とか『 トラブルドール trouble dolls 』と呼ばれているそうです。
私はスマホアプリでは持っていたのですが、絵本をそばで読んでもらったら実物も欲しくなってしまい、ついついネット購入してしまいまして………
それが、やっと届きました♪♪
ちっちゃい!! |
えー、どれくらい小さいかと言いますと、
これくらい…… |
これくらいちいさいのです |
ついていた説明書です |
やっぱり真似してみました |
ひとしきり遊んでみましたが、わたしは視力が悪いのもあり、はっきり言ってよく見えません。
そこで、写真を引き伸ばしてみることに……
うーむ……顔がかなりテキトー |
シミュラクラ現象によって、顔に見えなくはない、という程度 |
だんだん笑けてきます……
この人は、もはやオカルトです。コレがもし大きかったら確実に子どもが泣きます |
紅一点と思しき方ですが、詳細は不明です |
後ろ姿。木切れの身体に端切れの着物。 たすきがけみたいにしてフェルト糸の上衣が着せられてます |
髪の毛にいたってはもう何だか分からない人も… |
「怖可愛い」仲間たち |
いっぱい欲しくなってしまいました…… 1セットは¥500前後です |
ラベル:
読み聞かせ
場所:
日本, 久が原駅(東京)
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