2014年9月16日火曜日

発声トレーニング

マンツーマン体験レッスンを希望される方はこちらもお読みください。
http://wakei-shiori.blogspot.jp/2015/03/blog-post_6.html




日頃あまり大きな声を出したり、遠くに向かって発声する必要なく暮らしていますと、どうしても口の周りの筋肉が衰えてしまいますね。
口角も下がり、美容にも差し支えますから、大問題です(笑)

朗読のとき、つっかえやすかったり、読むうちに声がかすれてくると、読み手も聞き手も集中できませんから、読む練習の前に、ある程度ウォーミングアップ・トレーニングも必要です。

教室では、なめらかな滑舌や、通る声にするための練習もしていますが、ただ”大きくはっきり”というよりは、発声練習のときにも「色」や「温度」を加えた声を出すような工夫をして頂きます。

教材の一つとして、北原白秋のことばあそびの詩『五十音』を使っています。
皆さんに申し上げていることですが、読み聞かせにおいて『恥ずかしさ』が一番さいしょの、そして一番高いハードルです。
これさえ飛び越えれば、あとは何でもアリと言っても過言ではありません。

照れずに、自由な発想で表現してみてくださるのが理想です。
口を開けることと、呼吸に少し慣れてきたら『外郎売り(ういろううり)』にも挑戦してもらいますよ。
これも、アナウンサーの方たちのトレーニングとひとあじ違い、早口言葉の練習だけではなくて『表現』して頂くことが目的なのです。
それぞれに違う『外郎売り』を聴くのが、わたしの楽しみでもあります。







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