2016年1月17日日曜日

『坂と、寺社と、飛行機と、鉄道と、下町と、きれいな言葉と、芸術の街』 vol.1 おおたくの坂

東京生まれであちこち転居したこともありますが、現在の居住地である大田区の魅力は、住んでみるまで全く未知なものでした。


「魅力」と言っても、洗練、斬新、洒脱……なんていうキーワードじゃあないんです。
勿論ハイソサエティーな方たちもおいでなんですが、私の眼に映る大田区の質感を一言で表すなら

「上品な雑多」

とでも言いましょうか。

土着と思しき年配の御仁とお喋りすると、実に美しい話し方、柔らかい笑顔をされる方が多く、うっとりさせられます。
その上、人情があって親切。気取りや垣根が無いんです。

それから、

そう、

タイトルの通り、区内は坂が多く、下りきった先が上り坂、くらいは朝飯前、交差点の四方がすべて坂で囲まれた盃の底みたいな場所もずいぶんあります。
加えて、寺、神社が多いので、何気無くぶらぶら散策…のつもりが、いつの間にかプチ登山…
故に、ちょっとした信仰巡りでもしているような気分なり、心洗われます。



以下、写真は2013年〜2014年頃撮影したものも含まれています。






















福山雅治さんが唄ったあの場所も
田園調布本町「桜坂」


六郎さん 
ご自分の名が坂に冠されているってどんな気分ですか?



芥川龍之介 作「魔術」は《大森界隈の険しい坂》が舞台
山王二丁目


久が原二丁目 東部八幡神社に続く「宮坂」


新幹線が見える絶景ポイント






けっこうキツい!


















大好きな場所。昔はここから海が見えたと言います
大田区中央五丁目
汐見坂の向かい側 池上本門寺につながる坂
清々しい景観です

















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