ワタシのこと その2
ワタシのこと その3
ワタシのこと その4
↑ここからの続きです
さらにさらに、さらに続編〜
つづき
◎朗読をはじめたきっかけ
朗読を勉強するってどういうことなんだろう。
プロみたいにうまい人ばっかりが習いに来てるのかな。
いろいろ不安もよぎる中、さっそくインターネットで調べてみました。
15年も前は、今ほど情報もなかったですね。
それに、朗読レッッスン自体、少なかったのだとも思います。
選んだり吟味するほど講座もありませんでしたが、たまたま、自宅から電車で一時間ほどの場所で、朗読講座の新規生徒を募集している、という記事にヒットしました。
行きたい。
さて、でも、問題はこの体です。
顔を洗って化粧水をほどこすだけで、ハーハー。。。
入浴すれば、疲れ果てて一日ほかには何もできない、というほどガタ落ちの体力。
朗読レッスンに通うには、駅まで5分歩いて電車に乗り、新宿駅のひとごみをかき分け乗り換えて、そこからさらにまた徒歩10分。
考えただけで目が回りました。
気持ち悪くもなりました。
講座は曜日と午前か午後かを選べて、月二回。
月二回か。。。。行けるかな。無理かな。
無理かな。。。。行けるかな。。。。
ポチ。
それでも、やっぱり申し込みメールをしました。
それから講座に通いはじめた訳ですが、案の定、仕度の途中で発熱してしまったり、電車のなかで気分が悪くなり途中下車したり、ひどい時にはあきらめて引き返したり、と、つぎはぎだらけの朗読勉強がよいでした。
それでも、
朗読を「知る」
ということは、予想以上に楽しかったです。
グループで学びましたので、他の方が読むものがどれも素晴らしく、どれも興味深いことにも感激しました。
自分の身体から出る「声」だけで、あれこれ工夫してクォリティーを上げていく作業。
身体を楽器にする。
簡単なようで難しい。
でも、うつくしい時間。
自分の発声に耳を傾けること。
それは、客観性を養うことだから。
静寂に溶け込むことだから。
いちばんいい状態はリラックス。
無理をしないこと。
私の病気は新しいときめきも手伝って、その頃からガラっと回復してまいりました。
朗読することが病気の回復に繋がった、と安直には申せませんが、楽器を奏でるように、音色(おんしょく)やリズムに配慮して発声することが、心身に大きな喜びを与えたことは否めないでしょう。
喜びが心身を大きく動かしたのでしょう。
私は調子の悪いとき、学びのために「家から通う」という動作が、とてつもなくプレッシャーであり、苦労でした。
調子が一定でない世代もありますよね。(50歳の私も!)
我が朗読教室へ来てくださる方に、いつもしつこいように申し上げるのは
「通おう」とは思わないでください。
ということです。
明日か明後日、大丈夫そうかな?
そんな日にフラッといらしてください、と。
2ヶ月空いても、1年空いても
「朗読をやめてしまった」
とは思わないでください、とも申し上げます。
何年あいても、声を出してみたくなったら、おいでください。
また、一緒に何か読みましょうよ。
コーネンキ、定年うつ
いろいろあるさ。
「やめた」
んじゃなく
「やすんでる」
だけですよ。
朗読は、お年を召してからでもできますね。
でも、ちょっと前に準備しとくのもいいかもしれません。
その上でお年を重ねれば重ねるほど、お体が熟(こな)れた楽器になり、味わいのある、なんとも言えない、深〜い朗読になるでしょう。
長生き社会ですものね。
万一、車椅子に乗ったって、声だけは達者な爺さん婆さん目指して、どうせならちょっとカッコよく朗読しましょうよ。
ここまでお読みくださってありがとうございます!
私と朗読との繋がりを垣間見ていただくことはできたでしょうか。
最後に、
ワタシの好きな「声の達人」を、ここに記します。
☆ 順不同
故・熊倉 一雄 さん
渡辺 徹 さん
津川 雅彦 さん
江守 徹 さん
故 ・小沢 昭一 さん
白石 加代子 さん
薬師丸 ひろ子 さん
原 節子 さん
天地 総子 さん
のこいのこ さん
前川 陽子さん
増山 江威子 さん
堀江 美都子 さん
故・岸田 今日子 さん
加賀美 幸子 さん
なんとなく共通項があるな、と思います。
「脱力した迫力」
「軽妙な力強さ」
とでもいうのでしょうか。
ただただ、脱帽です。
これも増山江威子さんの唄声です。
ルパンの峰不二子ちゃんの声の方ですよ〜♫
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