2015年3月23日月曜日
『外郎』始めました(笑・嘘)
演劇界の方、声優さん、アナウンサーさんには習得必須の演題
『外郎売(ういろううり)』の口上
もともとは、歌舞伎十八番のひとつです。
早口言葉が数多く網羅されているので、滑舌の練習にどなたも使っておられ有名です。
朗読にもあらゆる場面で役立つ『教材』として座右の一作ではないかと思います。
この「外郎」という薬、本当に今でも売っているのですよ。
私もお土産で頂いて服用したことがありますが、まるで仁丹みたいなんです!
ういろう社のHP
↓ ↓
http://www.uirou.co.jp/
手元の資料(NHK DVDの解説)によりますと、享保3(1718)年正月、江戸森田座で上演された『若緑勢蘇我(わかみどりいきおいそが)』において、二世市川團十郎が外郎売に扮し、自作の長台詞を披露したのがその始まりと言われています。
また、ある時、團十郎がこの口上を言おうとしたところ、すっかり暗記してしまっていた客が先んじて台詞を言い妨害するというハプニングがあったが、團十郎は末尾から逆に言い返して観客を驚かせた、というエピソードが残っているそうです。
『かふぇ・えすぷれっしぼ』では、皆さんにまず、一昨年他界した十二代目團十郎の『外郎売』をDVD鑑賞していただきます。
朗読教室では、歌舞伎のような見栄を切る言い回しはしませんが、それでもただの『はやくちことば』として練習するのではなく、ことごとく『表現』を加えて発声しましょう。
長い台詞ですから、区切って練習しますが、それでも習得するまでにはかなり時間がかかります。
いずれは、皆さんで発表し合いたいですね。
歌舞伎としての演じ方や台詞は代々変化しているそうですが、教室でのテキストは比較的入手しやすい二代目團十郎のものを使用しています。
『外郎売』はきっと、朗読にひらめきが生まれるはずです!
一緒に挑戦してみませんか?
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ラベル:
レッスン内容について
場所:
日本, 久が原駅(東京)
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