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『ベトナムのダーちゃん』という本をご存知ですか?
私と同世代の方は、学校でよみきかせをしてもらった覚えがあるのではないでしょうか?
ちょうど私と同じ年頃のダーちゃんが、11歳のときに戦争によって過酷な体験をしながら生き抜くというお話です。
お話は子供ごころにたいへんショッキングでした。
学級文庫にも収められたその本を、泣きながら繰り返し読んだ記憶があります。
朗読教室のある生徒さんがベトナムを訪問されているというメールを頂き、ふとこの本のことを思い出しました。
もう古本しか入手できませんでしたが、早速購入しました。
教室でぜひ手に取ってみてくださいね。
もうひとつ、思い出話を。
小学校のクラスメイトに「たっちゃん」という少しのんびりさんの男の子がいました。
たっちゃんは、あまりお話が得意でありません。
そのたっちゃんが『ベトナムのダーちゃん』のよみきかせ授業のあと、
「これ、似てる」
と、ダーちゃんの絵と私の顔を指差して言いました。
たっちゃんは、ダーちゃんと私が似ていると思ったようです。
そして、『ベトナムのダーちゃん』の絵本をギューっと握りしめていました。
たっちゃんは今、どうしているかな。
胸が熱くなります。
昨日、皆野でホームセンターに用事があり入店すると、いきなり菅笠が目に飛び込んで来ました。
迷わず購入しちゃいました!
どうですか?
今もダーちゃんと私、似ていますか?(笑)
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